2018-01-01から1年間の記事一覧

輪郭

心とか頭の中にあるものを言葉とか音楽とかに変換すると必ず何かが欠けたり形が変化したりしてそのままは出てこない、ので、何かを外に出すのをためらってしまうことがある。だけど同じテーマで何度も何度も同じような表現をしていけば彫刻のようにもともと…

エヴァンゲリオン

海外の文学とか映画とかを読んだり観たりするときいつも「これ面白いけど自分は正しく面白がれているのだろうか」みたいな不安がある。例えば作品中にはあらわに描かれてはいないけど登場人物の行動原理のベースにキリスト教がある場合、わたしはキリスト教…

思い出すことなど

風邪をひいている。 家の中を見回しながら詩と詩でないものをわけようとしてみる。ベッド、ソファー、シャワー、キッチンは全て詩だし、ロボット掃除機も詩かもしれない。自信を持ってこれは詩ではないと言い切れるものがない。家には生活と記憶があるからな…

今日は procreate のカリグラフィーペンがすごく楽しいことに気づいた

羅列

たまたまたどり着いた古賀及子さんのブログがあまりに愛らしくて夢中で読んでしまった。いまほとんど恋に落ちている。早く続きが読みたいので早く時間が経って生活が貯まって欲しい。 まばたきをする体 コンビニでレシートを受け取るときに勢い余って引きち…

重力

気力がないときに気力を振り絞って洗濯機まわすと洗われたものを干す気力が湧かなくて濡れたものを放置してしまい結果として洗濯機まわさないほうがよかったやんけってなるの悲しい。洗濯機を使うことを洗濯機まわすって言うのなんか好き。 M1三回戦をちらち…

わしらスターダストや

11/3 土曜日 遠足で大宮の鉄道博物館に行ったあと浅草でスカイツリーを眺めてそのあと狼に会った。あるいは生き別れた双子に。初対面の親友に。離れ離れの花々に? でもぼくは花ではない。土、地面、だれかの場所、花の影、芸術にならないもの、詩にはならな…

境界で

愛だったな

シルトの梯子

グレッグ・イーガン「シルトの梯子」を読んだ。 www.hayakawa-online.co.jp イーガンの作品で一番好きかもしれない (毎回言っている) 。 シルトの梯子っていうのは一般の時空?でベクトルを適当な曲線に沿って平行移動させるやりかたのことなんだけど ( シル…

ぼくたちみんなだね

嫁とか妻とか旦那とか主人とかいう言葉は性差別的であるという話があってそれはそうだろうなと思うのだけど、じゃあなんて言えばいいのかということになると上手い言い方が見つからない、パートナーとか相方とか恋人とか彼氏とか彼女とかそういうのもなんか…

ECD

ECDが死んでめちゃくちゃ悲しいから色々適当に書く。枕元!ペットボトル!テトラポット、砕ける波! 最初にECDを認識したのは確か高校二年か三年くらいで、スーパーカーのインタビュー目当てで買ったクッキーシーンの Side B の表紙がECDだった。SEASON OFF …