梅雨

雨がずっと降っている。そのせいかは知らないけれどなんだか鬱々としている。頭がぼやけてよくわからないけれど、ぼんやりした悲しみを感じる。とにかく書いて、頭の外に出して、外から眺めて整理したいと思う。支離滅裂になるかもしれないけれどとにかく書いて記録を残したい。それが大事だという気がする。

 

自分語りが上手に出来るようになりたい。一般にコミュ力が高いと言われている人達は、みんな自分の気持ちや生活について話すのが上手いと思う。たぶん自然にやっていることで、何か特別な技術があるわけではないと思うけど。よく、何を考えているかわからない、と言われるので、もっと自分のことを話せるように改善していきたい。

 

普段の生活、職場でも、家族相手でも、友人でも恋人でも、自分の気持ちを素直に話すことが出来ない。特に、何かをされて嫌だなと思っても何も言えないでいる。相手を怒らせるのが怖いんだと思う。嬉しいとか楽しいとかもあんまり上手に表現できていない気がするが、それについては理由はよくわからない。たまにお酒を飲んではしゃいだ時なんかは次の日しばらく自己嫌悪に陥るので、楽しい気持ちになってはいけないというような思いがどこかにあるのかもしれない。

 

ネット上ではまだマシだけど、ツイッターでも弱音とかネガティブなこととかほとんど書けない。書きたくなる時はある。書いたら、読む人が変な気持ちになるかな、というのもあるし、慰められたり同情されたりしたら大変だ、と思う。そういうのは迷惑をかけている感じがして辛い。ツイッターには、自分の生活のこと、本当のこと、も、あまり書かない。何故だかわからないけれど、自分について深く知られることが、とにかく心の底から怖ろしい。このブログは知ってる人は誰も見てないだろうからまだのびのび書けている方だけど、それでも誰かに見られている気がして、びくびくしている。それならネットじゃなくて日記帳にでも書けばいいのだけど、そうしないということは、誰かに見て欲しくて、なんなら声をかけて欲しくて、もっとはっきり言うと助けて欲しいからだと思う。そうは言っても、一体何から助けて欲しいのか、どこに行きたいのか、そもそもいま自分はどこにいるのか、さっぱりわからない。

 

昔の恋人に、別れ話の時に「君は頭が良すぎるんだよ」と言われたことを思い出した。否定のニュアンスがあった。私は人の顔色を伺うのが飛び抜けて上手いという自信があって、上手すぎて、顔色を伺っているということを相手にほとんど悟らせないように出来ていると思う。だから、なるべく怒らせないように立ち回ることがある程度出来る。でもあの人は私と同じくらい、人間をよく見ている人だったから、私のそういうところを見抜かれてしまったんだと思う。いまでも好きな人。

 

そう考えると、いまの恋人には度々怒られているし、ある意味私は気を抜いているということで、それはいいことなのかもしれない。

 

でもただ単に相手が起こりっぽ過ぎるだけかもしれない。今の生活は、毎日怒られるのが怖くて、とても辛い。朝起きられなくてゴミ出しを忘れてしまったり、床に置いてあるものを踏んづけてしまったりして怒られている。朝起きられないこと、自分でも辛いのだけど、辛いですってちゃんと言えないでいる。怒られている時、相手の方が悪いと思うことも度々あるけれど、怖くてちゃんと言えないでいる。こういうところは改善しなくちゃな。

 

どうにか安心して眠りたい。お休みなさい。